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2005-01-08森豊浩基の残した文化遺産

いまではぱっとしない個人銀行家の森豊浩基(そり)だが、よくよく思い出してみると、小説は書いているわ(『momotaro san』1981)、「芥川賞千本ノック」を通じて、あぜと手に手をとって、アート世界への野球的文脈の導入に大きく貢献するわ、A&G Co.アート史に残る歴史モニュメント大判小判』(1982)を導入するわ、アートスペース「文学部室」(1982)に畳を導入するわ、かなりの貢献度なのではないだろうか。


むしろ、あの時代森豊浩基の人生の最盛期であり、いまは長い晩年の時期をすごしているに違いない。そのことは、もっとも本人が自覚的であり、人生の華の時期がすでに22年も前に終わってしまったことに対する深い哀しみに堪えることこそが自らの人生なのである、という諦念こそが、彼のいまの生活を支えている。バカだけがなせる業だと言わざるを得ない。

あぜあぜ 2005/01/08 18:03 コラムみたいな、渋い文章ねえ。いいねえ、いいねえ。

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