旧館

旧館

旧館

東葛生の憩いの場。千葉県で初めての、鉄筋コンクリートの建物。

歴史 

 見たことのないタイプの建物の出現に、建設中、付近の農民がお弁当を持って見学に来ていたそうだ。

 そういえば、関ヶ原の合戦も、付近の農民がお弁当をもって見学に来ていたという話を聞いたことがある。Jリーグ観戦とかのルーツなのだろうか?徳川側のサポーターと、豊臣側のサポーターが、メガホン持って、この日本一決定戦を応援していたのだろうか?

 付近の農民とは、なんて微妙?そういえば、だんだん旧館が完成に近づくにつれ、彼らはこの建物に屋根がついていないことに気づき、恐れおののいていた。鉄筋コンクリートのビルを、生まれてこの方見たことがないのだから、仕方のないことなのだけど、もし建築業者が付近の農民の不安と、無意識の希望を察知して、サービスがてら屋根を追加していたら、旧館は、きっと歌舞伎座みたいになっていたんだろうな。それは、それで見てみたかった。

当時の様子

 ぼくらが入学したときには、もう教室としては使用されておらず、各部の部室が連なる、部室長屋と化していた。そのため、教師も滅多に近づかない、完全無法地帯だった。文化祭の前には、二日間泊まり込んだし、夜中の一時過ぎには、音を出してバンドの練習をしていた。やはり泊まり込んでいた写真部が、記念写真を撮りに来た。シガレットチョコ煙草に見せかけて写ったな。みんなで銭湯にも行ったっけ。

 実は、A&G Co.が、ぼくの知らぬ間にキムラ氏によって勝手に結成されていたのは、このときだったのだ。

当時の様子2

 冬は、とにかく寒かった。旧館では、バナナで釘が打てると噂されていた。暖冷房完備と言われていた。むろん、冬は冷房、夏は暖房という意味だ。

 旧館に住み着いた、通称・旧館コウモリが時折羽ばたき、東葛生の目を和ませていた。そういえば、旧館コウモリを目撃した東葛生は幸せになれるという、言い伝えがあった。嘘。たった今作った、都市伝説だ。


■キムラ追記。

急に書き方がうまくなってるな、